自宅で使うテーブル。
直線を基調とし、角の面は3rで取るという条件を自分に課す。
3rをあまくない、優しいだけじゃない感じで仕上げるのって、実はかなり難しいです。
そんな縛りを課したテーブルですが、出来上がってみると実に開放感のあるテーブルに仕上がりました。
俺もやっとここまで来れたか、と完成したテーブルの出来は素直に嬉しいんです。
子供の誕生日どこ行きたいリクエストで栃木ファニリーランドへ。
いろいろな乗り物が、今の子供達にはちょうど良く、とても楽しそう。
昔はジェットコースター大好きだったんだけど、子供に付き合って乗るしょぼいジェットコースターとか、ただ高い所をぐるぐる回るだけの乗り物でさえなんか乗るのが怖くなってきて、なんでわざわざこんな怖い思いをしなければいけないんだろうという気持ちになって乗るのが辛くなってきた。
歳をとるってそういうことだ。
昭和の香りがするエモい銅像好きです。
東海旅2日目。
修行時代から今もお世話になっている服屋、ナイアガラハウスへ。
栃木に戻ってきてからお店のかんじが変わったりしていてずっと行きたかったんだけどやっと行けた。
寺澤さん夫婦が醸し出す相変わらずな癒し空間。
寺澤さんには、修行中のいちスタッフっていう立場だけど、個人としてフラットに接してくれたのがとても嬉しかった。
独立する時はいろいろ相談にのってくれました。
そしてお次は家具作りを学んだholly wood buddy へ。
アポなしで行ったんだけど(宮嶋さんのびっくりが見たかった)快く迎えていただきました。
明日からまた働けるんじゃないのか?っていうくらい、空気感は変わらず、
懐かしいとも自分の居場所がないような寂しい感じにもならず、空気は当時と同じ。
別に色々がずっと当時と同じってわけではないし、かなり新しく変わってるんだけど、
修行していた時と同じ空気。
なんかそれがすごく嬉しかったし、それもあってか自分のなかでなんか一区切りついて、
宮嶋さんに胸張って、「俺、自分の家具作って頑張って行くっす!」っていい意味で卒業できたきがするし、これからが自分の家具作りだなって気持ちになった。
名古屋にいた時はこの世にいなかった子供達3人を宮嶋さん達に会わせられて、ほんと
よかった。
今度は恵子さんのカレーが食べたい。
修行仲間のシモッチが個展やるっつーんでコケにしてやろうとコロナ給付金で東海旅行。
ゴートゥートラベルを使い、初日は レゴホテル泊。
大穂誕生日月でハッピーバースデーやってくれる。
軽のライフから買い換えたトゥーランが、みんな快適に乗れて高速運転も楽で、
長距離移動がだいぶ助かった。
秋元珈琲焙煎所隣に出来た、ギャラリーショップ田谷。
はじめにこの場を見たときにふと浮かんだイメージが窓際に静かに佇むシェーカーベンチ。
什器とかいろいろ相談してくれたんだけど、そんな要望とかはどうでもよくて(言い方悪いけどね)
ここの場にはとにかくこれを作らなければダメだと強く思った。
そんな風に思っても肝心の材料がなければ作れない。
年々貴重になっている楢材の、しかも全世界的に在庫がないって材料屋にいつも言われる幅広の柾目材。
探してもらっても見つかりっこない材料が、木を買いに行ったらたまたまあった。
壁に立てかけてあった楢材は、なんかすごいオーラを放っていた。
打ち合わせに秋元さんが工房に来て、その材料を見てもらった。
「なんか鳥肌とまんないんですけど。木を見て鳥肌立ったのはじめてっす。」
秋元健太は言った。
そして、「この木で作って下さい。」
何も言わずとも、木を見れば伝わることもあるのだ。
失敗したら最後、もう一回はないので緊張感を楽しみつつ加工を終え完成。
その完成したベンチを見た妻が、
「このベンチ、木なんだけどなんか川みたいだよね。木目の感じとかさ、水が流れてる感じがする。」
あとから聞いた、田谷の名前の由来。
それは秋元珈琲焙煎所のちかくに流れる綺麗な川、“田谷川”から頂いたと。
田谷にあるシェーカーベンチの物語。
奇跡のような偶然で出来た、一つのベンチ。